- オンライン家庭教師に興味はあるけれど、費用はいくらかかるの?
- オンライン家庭教師の適正価格はいくら?
こんな疑問を持っていませんか?
地元の塾であれば皆が通っているから大丈夫という安心感がありますが、オンライン家庭教師は不安を先に感じるのではないでしょうか。
この記事では、そんなオンライン家庭教師の初期費用と授業料金を説明していきます。
オンライン家庭教師に興味があるけど、料金の相場感を知らない人は必ず読んでくださいね。
現役の学習塾経営者ひでぼんです。塾経営9年目で9年連続生徒数UPを達成中。学生時代から合わせると指導歴12年。現場の経験を活かしてリアルな情報をお伝えします。
- 毎年100人規模の学習塾経営者
- 塾経営9年、塾講師12年、家庭教師4年
- 大手IT企業→脱サラ→学習塾を2教室運営
オンライン家庭教師に必要な初期費用の目安
では、プロの目線でみたオンライン家庭教師の適正相場をズバリお伝えします。
ただし、運営会社によって料金体系が大きく異なるので、目安として参考にしてもらえれば嬉しいです。
オンライン家庭教師の入会金や教材費
一般的なオンライン家庭教師の初期費用
- 入会金の目安:0円〜30,000円程度
- 教材費の目安:0円〜20,000円程度
- 管理費:0円〜3,000円程度
オンライン家庭教師は、一般的な塾や家庭教師と同様で、入会金や教材費が必要な場合が多いです。
上記の金額は、業界の最小値と最大値をとった数字なので、詳しい金額は各社のホームページをご覧ください。
入会金は、キャンペーンで無料になっていることが多いですよ!
当サイトでも最新情報を紹介しているのでこちらをご覧ください。
また、教材費については各社方針が違っていて、手持ちの教材を使える会社もあれば全教科揃えることが前提の会社もあります。
個人的には、教材は市販のもので十分という意見なので、任意購入で良い場合は家庭教師だけの契約をおすすめします。
では、僕の目線から見てこれらの価格がいくらなら適正と感じるか。それは、次の通りです。
- 入会金:10,000円
- テキスト料金:なし
- 管理費:2,500円程度
これぐらいなら、学習塾を経営する僕から見ても納得できる料金です。
授業料以外の初期費用で、あれこれ理由をつけてお金を請求してくる会社は避けた方が良いでしょう。
ぶっちゃけた話
“入会金”と聞くと嫌悪感を抱く人が少なからずいますよね。顧客目線でいえば「いったい何のお金?」と感じるかもしれませんが、運営者側からすると会社を存続するための大切な売上金です。無料体験授業や入塾手続き、入会説明、勉強相談会というのも経費が掛かっているからです。ですので、少しでも損をした感覚を減らすならば、複数社の無料体験授業を受けましょう。2〜3社程度受ければ十分なので1社に固執することなく比較するのをおすすめします。
オンライン家庭教師で使う機材のお金
オンライン家庭教師を受講するには、それなりの機材が必要です。
具体的には以下の通り。
- 5年以内に製造販売されたパソコン
- スマートフォン
- Webカメラ
- マイク付きイヤホン
- 手元を照らす照明
- 適切なインターネット環境
オンライン家庭教師を快適に受講するには、機材の準備が大きなウェイトを占めます。
そのため、機材を揃えるために初期コストがかかる可能性があることを理解しておきましょう。
一方で、運営会社にレンタルサービスがあることもあります。
機材費が多く掛かりそうなら、まずはレンタルで試してみて、サービス内容が気に入ったら自身で購入すると良いでしょう。
オンライン家庭教師の授業料目安
次にオンライン家庭教師の授業料を見ていきましょう。
各社1回あたりの授業時間が違うので、60分単位に変換して検討してみたいと思います。
会社名 | 60分あたりの授業料金 | 公式のプラン |
---|---|---|
オンライン家庭教師のWam | 2,533円 | 90分/3,800円 |
家庭教師の銀河 | 2,750円 | 30分/1,375円 |
オンライン家庭教師マナリンク | 3,950円 | 60分/3,950円 |
オンライン家庭教師のメガスタ | 4,092円 | 60分/4,092円 |
インターネット家庭教師Netty | 5,280円 | 50分/4,400円 (中3の場合) |
オンライン家庭教師e-Live | 7,700円 | 30分/3,850円 (Sランクの場合) |
平均金額 | 4,384円 | |
(週1回) | 月額平均17,536円 | |
中央値 | 4,021円 | |
(週1回) | 月額中央値16,084円 |
上の表の通り、各社の授業料を60分あたりに変換して求めた平均値は『17,536円』、中央値は『16,084円』となりました。
複数料金プランがある会社に関しては、最上位プランを参考にしたので、実際はもう少し平均が下がるかもしれません。
この金額が高いか安いかについての感想は「適正価格」だと僕は感じました。
家庭教師は1:1指導のため、塾と比べると時間あたりの単価はどうしても高くなります。
一方で、月額でみると習い事をするにはちょうど良い金額だと思います。家庭教師は使い方次第でかなり効率良く勉強できるので、時間単価にとらわれず月額で考えるとよいでしょう。
まとめ
以上、オンライン家庭教師の料金相場感でした。
全項目をまとめると次の通りになります。
- 入会金:10,000円程度が望ましい
- テキスト料金:なしが望ましい
- 管理費:2,500円程度が望ましい
- 60分あたりの授業料:4,000円程度が望ましい
- 1ヶ月あたりの授業料:16,000円程度が望ましい
「学習塾を経営する立場」と「一人の一般消費者としての立場」の両面から見て、これらが適正価格かなと感じました。
オンライン家庭教師を選ぶ際の参考にしてみてください。